【青葉賞】ヒシタイカン史上初の記録を作れるか
公開日:2023年4月27日 14:00 更新日:2023年4月27日 16:51
新馬勝ちからブッツケ
近年はローテーションが多様化。3歳クラシック路線においても、昨年はイクイノックスが東スポ杯2歳S勝ちからの休み明けで皐月賞に出走して②着。勝利こそならなかったものの、以前の常識では考えられないローテーションから連対したことは衝撃的だった。
今年の皐月賞でもソールオリエンスが史上初となる京成杯からの直行で勝利。これまで大物があまり出なかった京成杯だが、来年以降、このパターンは増加するかもしれない。
今週の青葉賞でも“史上初”が誕生するか。ヒシタイカンのローテーションに注目したい。
昨秋、10月15日の東京で新馬勝ち。今回はそれ以来の実戦となるが、②着が青葉賞で1番人気確実のスキルヴィング、③着のエエヤンはニュージーランドT勝ち。④⑤着馬も未勝利を勝ち上がっている、ハイレベルの新馬戦だった。
これまで新馬勝ち直後で青葉賞に挑んだ馬はわずか6頭だが、〈0006〉で馬券圏内はゼロ。しかし、昨年はやはり史上初めて、未勝利勝ち直後のプラダリアが連勝を決めた。以前よりハードルが下がった感はある。
1戦1勝のヒシタイカンが、ポテンシャルの高さで一気にダービーの権利を取れば、この世代に再び新星誕生となるが……。