【天皇賞・春】タイトルホルダー、アスクビクターモア東の菊花賞馬2頭に挑む西の4歳長距離砲
公開日:2023年4月24日 14:00 更新日:2023年4月24日 14:00
今週から春のGⅠシリーズが再開する。3年ぶりに京都で行われる天皇賞は17頭がエントリー。別掲の通り、豪華な顔ぶれが揃った。
やはり中心は連覇を狙うタイトルホルダーだ。昨年は主導権を握ると、②着ディープボンドに7馬身差をつける圧勝劇。5歳を迎えてもなお進化しており、前走の日経賞勝ちは8馬身差で、自身にとって最大着差だ。その強さは計り知れない。
続くのが“強い4歳世代”の面々か。
前哨戦の阪神大賞典を制したのがジャスティンパレス。持久力勝負に強いタイプで、一気に有力候補に浮上した。3戦3勝のルメール騎乗も心強い限りだ。
ボルドグフーシュは菊花賞、有馬記念に続き、阪神大賞典も銀メダル。それでも、世代トップクラスの実力馬であることには変わりない。逆転も十分にありうる。
菊花賞馬対決の日経賞で出遅れが響いて⑨着に敗れたアスクビクターモア。「複合的な理由で結果が出なかった」とは陣営だが、たたき2戦目で一変の可能性も。
他にもサウジアラビアのレッドシーターフHを勝ったシルヴァーソニック、3年連続の出走となるディープボンドなど。見ごたえのある一戦になりそうだ。