今年の皐月賞は悩み甲斐があった。なにせ、前走勝ち馬が8頭いて、②着馬は5頭。実力拮抗の様相に前日からは雨の予報だ。さまざまなファクターが頭を巡り、シミュレートの数だけ別の勝ち馬が――。
考え方はシンプルでいい。馬場を含め、タフな競馬が待つなら各馬の持つポテンシャルそのもの…
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。