【スプリングS】先週の好時計で仕上がったオールパルフェ
公開日:2023年3月15日 14:00 更新日:2023年3月15日 14:00
朝日杯FS⑥着後は放牧でリフレッシュされたオールパルフェ。2月17日に帰厩後はウッドで順調に乗り込み、徐々にピッチを上げてきた。3月からは毎週水曜に大野騎乗で追い切りをこなし、1週前には5F65秒2―36秒2、1F11秒7の好時計を馬なりでマーク。このひと追いでほぼ仕上がったとの判断だろう。けさは単走で5F68秒8―38秒3。軽快な行きっぷりで直線に向くと、大きくストライドを伸ばして1F11秒6。体も太め感なく見せており、態勢は整ったとみたい。
シーウィザードは放牧から帰厩後、初コンビとなる柴田善が追い切りをつけている。「まだ子供っぽいし、イレ込みもきついんで、そのあたりをベテランが矯正してくれれば、と思ってね」とは鹿戸師だ。その効果もあり、直前はランドオブリバティと併せて5F69秒5―38秒1、1F11秒3で併入。行き出しからスムーズに折り合い、直線も力強いフットワークを見せていた。
パクスオトマニカはウッドの併せ馬で道中は3馬身追走した。直線は内に併せて首差先着の5F69秒2―38秒3。前に馬を置く形でもしっかり折り合えたし、直線は自らハミを取って推進力のある走りを見せた。「自分でも競馬をつくれる馬。うまく噛み合えば」と池内助手だ。
栗東ではベラジオオペラがCウッドで6F86秒3―40秒1、1F12秒8を馬なり。時計は地味だが、追えばまだまだ時計は詰めていたはず。今回も放牧を挟んでおり、まだ緩さを感じさせるものの、動き出せば迫力満点。先週までの併せ馬は年長オープン馬を手応えで上回る動きを見せていた。一歩ずつ前進中といったところか。