【中山記念】ラーグルフ重賞連勝あるぞ
公開日:2023年2月22日 14:00 更新日:2023年2月22日 14:00
ゆったりした走りで首先着
年明けのGⅢ中山金杯を勝って重賞ウイナーの仲間入り。当時は11月22日の帰厩時にツメの調子が芳しくなく、乗り込みを重ねていたものの、良化途上の段階だった。それを快勝したのだから、昨夏以降、①⑤①①着と目下の充実ぶりがうかがえる。
この中間は放牧には出さずに在厩調整。先月25日に坂路入りを再開してから徐々にペースを上げてきた。
1週前は新たにコンビを組む菅原明が騎乗し、ウッドで5F67秒8―37秒5。道中の行きっぷりは良く、追われてからも真一文字に伸びて1F11秒6の好時計をマークしている。
最終追いは坂路4F68秒6のあとにウッドへ。前を追い掛ける形で鞍上と折り合いもつき、5F67秒7―38秒1。ゆったりした走りから直線は余裕の動きで1F11秒9。併走馬に首先着した。
時計的には先週と比べれば控えめだが、それはきっちり仕上がっているから。いい状態で重賞連勝に臨む。
○…「けさは淡々として走っていましたね」とは動きを見届けた宗像師。続けて「併せてからもスッと動いていましたし、悪いところはなく、いい状態ですよ。今回も走り慣れている中山ですから」と期待の口ぶりだった。