【フェブラリーS】ソリストサンダー年齢、ブランクを感じさせない仕上がり
公開日:2023年2月15日 14:00 更新日:2023年2月15日 14:00
昨年の④着馬に激走注意報
昨秋の南部杯⑦着後は跛行の症状があったこともあり、放牧へ。栗東には先月24日に戻ってきた。
以降は坂路、コース併用で調整されて今月1日にはCウッドで7F98秒2。そして先週水曜日は6F78秒9の自己ベストをマーク。ラスト3Fは36秒8―11秒6と負荷をしっかりかけてきた。
レース当週は坂路へ。型通りに馬なり調整にとどめたが、道中はスピードの乗りが良かったし、ラストまで素軽さ十分。楽に4F52秒2、ラスト2F24秒9―12秒6の時計になり、少しでも追えばはじけた余韻は十分に感じさせた。
8歳馬の休み明けでも重苦しさは一切なく、馬体はすっきりして毛ヅヤも上々。4カ月のブランク明けでも仕上がりは文句なしだ。
○…追い切りを見届けた高柳大師は「動きは良かったですよ。リズム重視で運んで、しまいも動けていました。1週前にはCウッドで自己ベストを出したように、衰えもありません」と好調をアピールした。「前走はゲートで変な出方をして、脚をひねってしまって。それを痛がって本来の走りができませんでした。東京千六は合うし、冬場の方がいいタイプ。相手うんぬんよりも、スムーズに競馬ができるかどうかでしょう」と巻き返しに力を込めた。