【きさらぎ賞】クラシックへの登竜門に好素質馬が登場

公開日:2023年1月30日 14:00 更新日:2023年1月30日 14:00

 年明けから続いた中京もいよいよ最終週。ラストを飾るのは3歳限定のGⅢきさらぎ賞だ。

 過去にはスペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァース、サトノダイヤモンドなどが制しており、クラシックへの登竜門ともいえるレースである。

 今年の登録は別掲の10頭とやや頭数こそ少ないものの、好素質馬が出走してくる。

 人気を集めそうなのがフリームファクシ。半姉に秋華賞や英GⅠナッソーSを制したディアドラがいる良血馬。新馬戦こそ②着に敗れたものの、未勝利→1勝クラスと連勝した。2戦ともに抜け出してからは余力十分。着差以上に危なげない勝利だった。前走で今回と同じ舞台を経験している強みもあるか。3連勝で重賞Vを狙う。

 オープンファイアはディープインパクト産駒の最終世代。21年セレクトセールでは3億3000万円の値がついたほどの素質馬だ。新馬戦は超スローペースを出遅れながら差し切り。前走のアイビーSも③着とはいえ、上がり3F33秒3をマークと、ディープ産駒らしい抜群の決め手を持っている。勝ってクラシックへ名乗りを上げたい。

 レミージュは人気薄で2連勝。未勝利戦は8番人気でのVなら、前走のエリカ賞は11番人気でまんまと逃げ切った。前に行ってしぶといタイプだけに、流れひとつで前走の再現があってもいい。

 他にはダートの未勝利戦が3馬身差の圧勝で、芝初挑戦のクールミラボーらが参戦する。

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