【シルクロードS】今回はズラリと上位に並んだが、ハンデ重賞で悩ましい「・5㌔」の存在
公開日:2023年1月30日 14:00 更新日:2023年1月30日 14:00
ナムラクレアのハンデは56・5キロ。②着ファストフォースが57・5キロ。さらに④着トウシンマカオ=58・5キロ、⑤着マリアズハート55・5キロと、シルクロードSは斤量に「・5キロ」がついた馬が掲示板にズラリと並んだ。
この「・5キロ」はハンデ戦でのみ、お目にかかれる斤量だが、今年は昨年までよりも多い印象。
今年から平地の負担斤量は1キロ増になって、ハンデ戦も昨年以上の斤量を科すことに。この新ルールは始まってまだ1カ月。「・5キロ」使うことでハンデキャッパーはバランスを見ているのかもしれない。
ただ、この微妙な斤量がファンには悩みの種。今回こそ“テン5”組が上位に来たが、東西金杯では中山金杯で3番人気マテンロウレオが57・5キロで⑤着。京都金杯でも同じく57・5キロを背負った3番人気ピースワンパラディが④着と、ほんの少し馬券圏外に。ただでさえ難解なレースが多いハンデ重賞が、今後は微妙な斤量差でさらに勝負の明暗を分けることも。馬券検討をより難しくする要素になりそうだ。