早くも今年３度目の〝ボウズ〟

　１番人気で⑤着だったガイアフォース。ルメールが初騎乗ということもあり単勝１・８倍の圧倒的な人気に推されたものの、伸び切れなかった。それにしても今のルメールは波に乗り切れていない。

　日曜は７鞍に騎乗して②⑨⑯②⑤⑯⑤着と勝ち鞍なし。１番人気２頭、２番人気２頭に騎乗していたことを思えば正直、物足りない。今年は通算でもまだ３勝。９、１４日に続いて、年明けで早くも３度目の“ボウズ”なのだ。

　思い返せば、決して昨年も年明けが好調だったわけではない。重賞でもなかなか結果が出せず、国内での初連対は２月頭の東京新聞杯で、大爆発したのが２月末のサウジアラビアで行われた「サウジカップデー」。４勝③着１回の大暴れ。１日だけで４３５万ドルもの荒稼ぎをやってのけた。

　ちなみに、国内での重賞初勝利はオークスのスターズオンアースまでずれ込んだ。今年もエンジン全開までにはもう少し時間がかかるのか、果たして――。