【アメリカJCC】調教マル特チェック

公開日:2023年1月18日 14:00 更新日:2023年1月18日 14:00

エヒト     A
 昨年12月、阪神のチャレンジCで③着の後は放牧へ。帰厩後の攻め馬はとにかく活発で、7日に坂路4F51秒2。そして圧巻は先週木曜だ。4Fは50秒割れの49秒8で、ラスト2Fは23秒8―12秒1の猛時計をたたき出してきた。今週も強烈。意欲的に追って、終わってみれば4F49秒7、ラスト1F11秒9で、併走相手に並んでからの加速力が◎。時計を出してくる森厩舎とはいえ、この動き、時計は言うことなしだろう。馬体もいい仕上がりになっている。清水亮助手は「中山金杯を見送った分、量を乗れています。体つき、動きもいいですよ。折り合いはつきますし、前走以上に動けてよさそうです」ときっぱり。

エピファニー A
 先週に続き、ウッドで単走の追い切り。折り合いを重視した内容だったが、テンから鞍上との呼吸もピタリ。時計は5F64秒9─36秒5と内目を回った分、好時計が出たがラストは力強い走りで1F11秒7を馬なり。「攻め駆けしない馬とはいえ、いい動きでしたね。口向きや傾き、バランスの難しいところがありますが、前走より今回の方が収まりはいいです。毛ヅヤ、張りは最近の中で一番」と宮田師も笑顔で対応。いい形で重賞初挑戦を迎える。

バビット    B
 秋の天皇賞⑮着以来、3カ月ぶり。中間は放牧に出されて12月23日に帰厩している。坂路、コース併用で調整されており、3日に坂路4F54秒7。そして7日にCウッドで6Fから時計を出して、先週は木曜に坂路4F52秒4、そして日曜にはCウッドで6F88秒0と、順調に乗り込んでいる。今週は開門から30分ほど経過した坂路へ。それでも行きっぷりの良さが目立ち、スピード感があったのが印象的。4F52秒3の時計以上に、素軽さを感じさせる好調教だった。馬体もこのひと追いで仕上がりが進むと思わせるもの。3カ月ぶりでも力は出せそうだ。浜田師は「いい感じだったね。先週まででだいぶできているので、馬なりで感触を確かめる程度。典さん(横山典騎手)も“いいね。何も心配はない”と言ってくれましたよ」と。

ユーバーレーベンB
 ジャパンC⑩着後は短期放牧を挟み12月22日に帰厩した。週2本ペースでウッド追いをこなし、中間は7本の時計をマーク。乗り込み量は十分足りている印象だ。直前はウッドで5F70秒1―39秒0、1F11秒2。3頭併せの真ん中に入って、手応え良く首先着した。「時計は遅かったけど、体調はいいね。ジャパンCは大味な競馬で一息だったが、動くタイミングひとつではチャンスがあっても」とは手塚師だ。

ノースブリッジ B
 岩田康を背にウッドの併せ馬で道中は6馬身ほど追走。直線は内に併せて、終始、持ったまま楽な手応えで首先着の5F67秒4―37秒7、1F11秒6をマークした。奥村武師は「とにかくやり過ぎないようにして、時計は予定通り。鞍上も追ったら伸びてきそうな感触だったみたいです。もともと右回りの方がいいと思っていたし楽しみですね」と期待を寄せていた。

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