【東海S】ハギノアレグリアス四位師も満足の動き

公開日:2023年1月18日 14:00 更新日:2023年1月18日 14:00

 初重賞のみやこSで②着と好走したハギノアレグリアスは坂路でしまいの反応をみる程度。時計は4F54秒8、ラスト2F25秒4―12秒4だが、開門から時間の経過した馬場状態を思えば上々。まともに追えばまだまだ時計が詰まっていた余韻は十分だ。パワフルさは相変わらず感じさせ、高いレベルのデキにある。四位師も「将雅君(川田騎手)は久々の背中だから、感触を確かめつつ、動かないようなら気合をつけていいよ、と。うん、いい動きでした。これでいいと思いますよ」。

 1勝クラスから3連勝中のプロミストウォリアはCウッドで脚慣らしの後、坂路で4F53秒8、ラスト2F25秒1―12秒1。完歩の大きいフットワークは力強さ十分だ。成績通りに勢いを感じさせる攻め馬で、馬体のつくりも均整がとれて文句なし。野中師は「故障で長いこと休んでたけど、使いながら少しずつ良くなってる。能力的にはここでも足りる馬。スムーズな競馬ができれば」と。

 一昨年の覇者で昨年も②着と東海Sと相性のいいオーヴェルニュはいつものように開門直後のCウッドへ。2週続けての騎乗になる団野を背にして相変わらず行きっぷりのいい走り。前半が速くなった分、ラスト1Fは12秒9と要し気味でも、全体時計は6F79秒8になった。JBCクラシック、チャンピオンズCとGⅠ連戦が続いたが、疲れはなく、元気の良さが目についた。

 3勝クラスを勝った直後の重賞挑戦となるウェルカムニュースは坂路4F52秒6、ラスト2F24秒3―12秒3。併せた3歳馬に1馬身遅れと見た目は良くなかったが、自身の時計、上がりは上々。デキ落ちはなく、状態面は維持できている。

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