【有馬記念】イクイノックス天皇賞よりさらに上 走る気に満ちて楽々と1F11秒4

公開日:2022年12月21日 14:00 更新日:2022年12月21日 14:00

 天皇賞・秋で古馬勢を撃破したイクイノックス。3歳馬としては史上3頭目、そしてキャリア5戦目での天皇賞馬は史上最速での到達だった。

 レース後の消耗は春とは違い、深刻なものはなかった。11月3日に放牧へ出ると牧場でケア、そして慎重な見極めから立ち上げを行い、美浦には12月1日に戻ってきた。

 火、金、日曜は坂路、水、土曜にウッド入り、木曜が北馬場と、いつもと同じパターンで調整。2週前にウッドで7F100秒4、1週前も96秒0と長めからの追い切りを消化。特に先週は主戦のルメールが騎乗して、コースの外側ではなく内側でコーナーをタイトに回り、より実戦を意識した調整を行ってきた。

 最終追いはウッドで3頭併せの真ん中でスタート。終始、リラックスした走りから直線はタイトな併せ馬。内がいっぱいに追う中、抜群の反応を見せた。鞍上は手綱を絞ったままだが、馬自身がグンと反応して、グイグイと前進気勢を表に。走る気に満ちあふれた動きを披露した。

 全体時計は5F67秒2―37秒6。ラスト1Fは楽々と最先着して、11秒4の好時計をたたき出した。それも、鞍上が押さえつつなのだから、追えば10秒台が出ていたかもしれない。

 前走の天皇賞・秋より一段階、状態が上がってきたのは明らか。馬体は帰厩した時点で前走の同時期よりは緩さが抜け、踏み込みが深く、いよいよ本格化した感じ。胸を張って、大一番を迎えられる。

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