大谷のメイン縦横無尽

【大谷の日曜競馬コラム・弥生賞ディープインパクト記念】

公開日:2020年3月7日 17:00 更新日:2020年3月7日 17:00

併せ馬で3馬身先着

 ブラックホールが巻き返す。

 札幌2歳Sでは後方から外、外を押し上げていく大味な競馬で差し切り勝ち。それが、前走のホープフルSではテンから出していって、道中はインの5番手から。正攻法の競馬をしたものの伸びを欠いて、⑨着と敗れてしまった。

 担当の三尾助手は振り返る。

「…

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大谷剣市

 B型の虎党。父が元専門紙の記者だったこともあり、競馬場デビューはベビーカーに乗っていた頃。本棚に競馬四季報が並ぶ恵まれた家庭環境で育った。アルバイトを経て2000年に入社。03年夏から美浦トレセンに通い始め、担当は堀、相沢、鈴木伸厩舎など。
 予想の基本スタンスは“いかに儲けるか”。当たり馬券を手にするために、取材で得た情報だけでなく、データ、馬場、展開、血統とありとあらゆる手段を駆使。人気馬のアラ探しより、一点突破の強力な武器を持つ伏兵を見つけることに血道を上げている。
 レース部きってのギャンブル好きで、オート、競輪、競艇と見境なく手を出して勝負勘を養っている。ポーカーは海外の大会で入賞経験もある腕前だ。趣味は祭り、プロ野球、相撲、アメフト観戦など多岐にわたる。ゴルフは典型的な下手の横好き。

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