【マイルCS】安田隆厩舎のロードカナロア産駒ダイアトニックGⅠ奪取だ
公開日:2019年11月12日 17:00 更新日:2019年11月12日 17:00
絶好調モードの安田隆厩舎がダイアトニックを送り込む。
安田隆厩舎は先週までJRA58勝をマークし、2位に7勝差をつけてトップを独走中。全成績は〈58 41 30 181〉で、③着内率は・416と信頼性が高い。
重賞は4勝しており、〈4539〉で③着内率・571。半分以上が馬券圏内に入っている。
4勝目がダイアトニックのスワンSだ。
レースは強かった。
スタートを決めたが、道中は無理せず中団の後ろを追走した。直線では大外へ。そこから初コンビのスミヨンが追い出すと豪快に伸びた。ゴール寸前に鼻、首差できっちり捕らえてゴールイン。
指揮官は「展開に恵まれた面があったとは思います。それでも、最後はもうひと伸びをした。いい競馬をしてくれましたね」と振り返る。
中間も元気いっぱい。
すぐに乗り出されて、先週金曜には坂路4F51秒7―12秒2を馬なりでマークしたほど。
「いい状態できてますよ。普段の感じはそう変わらなくても、レースぶりを見てると力をつけたと感じます」
ここまで京都は、スワンSを含めて5戦5勝とパーフェクト。いずれも千四とはいえ、最後にまた加速した前走の内容なら、1F延長もこなせるに違いない。
鞍上は引き続きスミヨン。テン乗りでいきなり能力を引き出した世界の名手は心強い。
「今年のメンバーは本当に強い。でも、どこまでやってくれるか、楽しみは持っています」
父は安田隆厩舎で大活躍したGⅠ6勝の“短距離界の絶対王者”ロードカナロア。産駒のステルヴィオが昨年のこのレースを制した。
今年も期待が高まる。