【アイビスSD】カイザーメランジェ 前走の重賞Vには函館の温泉効果も

公開日:2019年7月24日 17:00 更新日:2019年7月24日 17:00

前進気勢、気合ともに十分

 函館スプリントSは7頭立ての5番人気と戦前の評価は低かったが、果敢な逃げで後続を完封。②着に1馬身半をつける圧勝を演じた。

 レース後は短期放牧に出され、13日に函館へ戻って調整を開始。17日には上がり重点ながらウッドで4F50秒7、1F13秒0の好時計を出し、21日には5F71秒7―40秒6、1F12秒8。出して着々と態勢を整えてきた。

 順調な調整過程が見て取れたのがけさの最終追い切りだ。

 5時半の開門と同時にウッドに入ると、先行する他厩舎の2頭を目標にして道中はリズムのいい走り。直線ではその2頭の内に潜り込むと並ぶ間もなく突き抜けて5F68秒5―39秒4、1F13秒0でフィニッシュした。

 前進気勢は相変わらずで気合も十分。フットワークは大きく、体の張りも上々だ。気配は引き続きいい。

○…「最後、併せても良かったんだけどこっちは重賞だし、“いいかな”って思って(体を)出したよ。うん、いい反応だったね」と笑顔で感触を伝えてくれたのは手綱を取った粕谷助手。続けて「このあとは午後3時に予約してある温泉で疲れを取るよ。函館スプリントSの時も温泉効果でいい結果が出たからね」と。重賞連勝へ向けて視界は良好だ。

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