【ヴィクトリアマイル】マイルの申し子レッドオルガ一発ムード

公開日:2019年5月9日 17:00 更新日:2019年5月9日 17:00

着外なしのベスト舞台

 牝馬マイル王争いでは“マイルの申し子”レッドオルガに注目したい。

 母エリモピクシーは2000年台前半に7歳まで息長く活躍。千六前後で何度も勝ち負けを演じて、ファイナルS①着、京都牝馬S③着などの実績を残した。

 その産駒もマイラーが実に多い。

 兄のクラレントは重賞6勝中、富士S、東京新聞杯など5勝をこの距離で挙げた。レッドアリオンもマイラーズC、関屋記念と2つのタイトルを獲得。リディルもデイリー杯2歳S勝ちといった具合だ。

 オルガも例にもれず。

 これまで13戦中、10戦が千六で〈5113〉。とりわけ東京は〈2110〉とオール圏内。昨秋には準オープンの紅葉Sを差し切り、今年2月の東京新聞杯では半馬身差②着だった。

 続く前走の阪神牝馬Sは⑦着敗退。しかし、陣営は全く悲観していない。

 田代助手が話す。

「スタートは出たけど、二の脚がつかなくて前に入られ、後ろからになってしまった。でも、直線はいい脚。外を回っての0秒1差だから力は示したと思う」

 このレースはスローで流れ、ゴール前は密集。そんな中、外に出して最後は力強く伸びている。上がり3Fは2番目に速い33秒0だ。

 もちろん、状態もマル印がつく。

 中間はミニ放牧を挟んでの調整。先週は北村友が乗り、坂路4F54秒3―12秒2で半馬身先着。きのうは54秒7―12秒4を馬なり。軽快に駆け上がっていた。

「いつものパターン。少しでも放牧を挟んだ方がフレッシュになるんだ。この舞台に替わるのはいいし、チャンスはあるんじゃないかな」

 北村友は今春、大阪杯を9番人気アルアインで押し切って、うれしい初のGⅠタイトルを獲得した。そして、桜花賞は3番人気クロノジェネシス、天皇賞は8番人気パフォーマプロミスで③着。

 パフォーマと同じ藤原英厩舎の伏兵。一発ムードが高まる。

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