【菊花賞】最大の上がり馬ダノンヒストリー

公開日:2026年10月20日 14:00 更新日:2026年10月20日 14:00

鞍上ルメールは菊3連覇中

 ロブチェンとは対照的に皐月賞、ダービーには不出走。ラスト1冠に懸けるのが上がり馬ダノンヒストリーだ。

 昨秋の東スポ杯2歳Sで⑦着に敗れた後は長期休養。夏の北海道シリーズで復帰して、圧巻の走りを見せている。

 7月に函館二千六百メートルの1勝クラスに出走。道中は3番手から残り800メートルでは楽に先頭に並びかけた。ラスト2Fを11秒8―11秒8でまとめて後続を離す一方。実に2秒3もの大差をつけて、アッと言わせた。

 続く前走は舞台を札幌に替えて、同じ二千六百メートルの阿寒湖特別へ。ここでも好位から早め先頭に立つと、直線では鞍上がターフビジョンを見ながら流す余裕があったくらい。それでいて②着に8馬身差の大楽勝だから、条件クラスでは力が一枚も二枚も違っていたということ。

 高いポテンシャルと長距離適性を示して、大いに楽しみになったのが三千メートルの大舞台。前走後は函館経由で美浦に戻り、ノーザンファームしがらきへ短期放牧。9月26日に帰厩して、ここ目標に順調に調整が進められてきた。

 1週前追い切りはウッドの併せ馬で先行して、5F66秒6―37秒1、1F11秒8。直線では気合をつけて併入した。

「後半のハロー明けで時計がかかる中でしたし、ワンペースなのでこんなものでしょう。しまいはしっかりめにサポートしましたが、息遣いは良かったです」(堀師)

 夏の上がり馬といえば古くは69年アカネテンリュウや90年メジロマックイーン。近年では23年のドゥレッツァなどが菊の大輪を咲かせている。

 鞍上には菊花賞3連覇中のルメールを迎えて、いよいよ大仕事のムードが高まってきた。

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