【北九州記念】フリッカージャブ上のステージで待ち構える課題
公開日:2026年7月6日 14:00 更新日:2026年7月6日 14:00
「着差以上に強かったです」(松山)
小倉で行われた「サマースプリントシリーズ第2戦」の北九州記念を制したのはフリッカージャブ。オープン入り3戦目にして、うれしい重賞初制覇となった。
初めてのタイトルは決して楽な形ではなかったか。
好スタートを決めたものの、内枠勢の主張で控える形に。さらに重馬場ながら2F目に1F10秒2を記録する流れになった。そんな中でも3角過ぎからは自然と先頭に並びかける横綱相撲。ハナを切ったアメリカンビキニが4角手前には脚をなくしたため、早々と先頭に立って直線へ。格好の目標になりながらも、②着ジェニファーの猛追を首差封じてのフィニッシュだった。
その②着馬はハンデ50キロで、こちらは57・5キロを背負ってのもの。ちなみに、芝千二の重賞でハンデ57・5キロ以上を背負って勝ったのは一昨年のシルクロードS=ルガル以来である。
「スピードを生かして、ためるところもつくりながら。着差以上に強かったです」
レース後の松山が話したのも納得の内容だったと言えよう。
これでタイトルを手にしたとなれば自然と視野に入ってくるのがもうひとつ上のステージ。秋GⅠスプリンターズSだ。ただ、その大舞台に向けては課題もある。
未勝利勝ちは東京ダートだが、1、2勝クラス卒業はこの小倉。そしてオープン入りを決めた3勝クラス勝ちは昨秋の新潟だ。そう、この北九州記念も含めて、芝4勝はすべて直線がフラットなコースだ。
その一方、ダートだったとはいえ、1勝クラスで中山⑤着、東京⑪着。そして今年2月の中山のオーシャンSは0秒3差と大負けはしていないものの、伸び負けした印象もある⑥着だった。
平坦での強さに対してこれまではモロさもあった坂のある舞台。今の充実ぶりでそれも克服してしまうのか。さて、結果はいかに――。

























