【北九州記念】福永師が小倉で重賞Vを

公開日:2026年6月30日 14:00 更新日:2026年6月30日 14:00

騎手時代にドラマづくり

「小倉は僕にとって青春でした」

 23年の2月4日、福永現調教師は騎手引退を前に小倉でのラスト騎乗を行った。そして、最終レース終了後のセレモニーでこう挨拶をした。

 96年にデビュー。所属していた北橋師、師匠の盟友である瀬戸口師が小倉に滞在していたので、2010年まで夏場は当地で手綱を取ることが多かった。19年以降も再び遠征するようになり、247勝を挙げている。

 その中にはいろいろ印象深いものが――。

 まずは何と行ってもフェニックス賞での大活躍。03年にのちにGⅠウイナーに輝くメイショウボーラーでのVから始まり、07年のビーチアイドルまで驚きの5連覇を達成した。他にも01年、20年にも制しており、合計7勝だ。

 重賞は6勝。リキセレナードでの00年小倉3歳S、メイショウボーラーでの03年小倉2歳S、スウィフトカレントでの06年小倉記念と1勝ずつ。主軸がこの北九州記念で3勝と最も多い。

 千八時代の01年にGⅠ馬エイシンプレストンで初勝利。千二になっても10年にメリッサ、20年にレッドアンシェルで美酒を味わっている。

 前記のラスト騎乗当日は8鞍にまたがり、〈2・2・2・2〉の好成績を残した。この日は“レジェンド”武豊も小倉入りして〈3・0・1・3〉。6鞍で競演しており、朝から大いに盛り上がった。

 調教師に転身してから重賞は5勝で、まだ小倉では勝ち名乗りを上げていない。思い出の地で先頭ゴールとなるか。

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