勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・新潟大賞典】

公開日:2026年5月15日 14:00 更新日:2026年5月16日 14:03

 先週の日曜京都、笠松からスポット参戦した渡辺竜が光っていた。11鞍騎乗(地方馬1頭)が注目度の高さでもあったが、1鞍目の1Rローゾフィアから動かしてきた。

 千八ダートの後半5Fを追い通して④着まで脚を伸ばさせた。以降、すべて人気以上の着順で終え、ほぼ奇麗に発馬を決めてきた。さすが2年連続NAR「最優秀勝率騎手賞」の受賞者。道中も柔らかくて追える印象。次の参戦時は印アップを考えている。

【新潟11R・新潟大賞典】 ◎は武豊シュガークンに託す。

 トレセン動画の撮影を兼ねると以前に書いたことがあるが、ひとつの撮影場所が清水久厩舎近くの四つ角。逍遥馬道へ向かう馬を網羅できるところでもあるが、同馬がこのGⅢへの出走が決まってから、ほぼ毎週、火、水曜と調教へと出発する姿を見てきた。

 追い切りを重ねるごとに体には張りが出て、また、以前は緩かった印象のトモには明らかに身が詰まってきている。よりパンとしたいい馬になった印象があるのだ。

「以前は坂路でラスト1Fの時計が出なかったですが、今は最後まで動ける。トモに力がついたのは間違いないです。成長していますよ」

 使用した寝ワラを回収ボックスへ運び出す宮本助手とこんな会話となった。浅屈腱炎明けで坂路オンリーの調教なら評価は下げるが、Cウッドで長めから3本乗り、1週前は6F79秒7、1F11秒1を出している。その4日後には坂路で4F49秒8―12秒0だ。帰厩した4月頭から順調過ぎるほどに乗れているなら、“常識外”となる2年ぶり休養明けの勝利を決めていいと思っている。

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5月16日(土)新潟競馬場

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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