ホースマン直撃

【木津の日曜競馬コラム・ジャパンC】

公開日:2025年11月29日 17:00 更新日:2025年11月29日 17:00

天皇賞のリベンジだ

「レースは生き物」。昔から競馬の格言としてしばしば関係者の口から聞きます。

 今年の天皇賞・秋はまさしく、その言葉がぴったりの展開でした。

 一見、先行馬が揃ってよどみない流れになるかと思いきや、武豊騎手が手綱を取ったメイショウタバルがハナを切って刻んだラップは5F62秒0の“…

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11月30日(日)東京競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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