勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・シトリンS】

公開日:2025年11月21日 17:00 更新日:2025年11月22日 10:51

 エリザベス女王杯はレガレイラの完勝だった。昨年に本命とした馬の重箱の隅をつついたことが記者の敗因(◎リンクスティップ)だが、②着パラディレーヌは秋3戦目のこのパドックが一番よく映った。秋初戦の帰厩時はマイナス20キロからスタートし、ローズS、秋華賞での疲れを取っての古馬初挑戦でもあった。

 火曜朝、馬房に顔を出すと「疲れどころか、カイバを完食ですよ。食いが落ちないから凄い」は担当の森田助手だった。5代血統内でクロスを持たない珍しい配合。キズナ産駒を雑草魂と呼ぶのは失礼だが、強くなるのはこんな馬なのかも。4歳になってからが楽しみだ。

【京都11R・シトリンS】 前記パラディを好走させた岩田望に期待するのは、ここスナークラファエロだ。

 初コンビが前走のカノープスS(③着)だが、着順以上に粗削りな内容でもあった。実際にスナーク自身が骨折明け。実戦勘が戻り切っていない運びになっている。

 まず、ゲート内で前肢を広げて立っていたことでつまずき気味に出たことでヨレて、外の馬と接触。スピード勝負の重馬場で後手を踏んだ時点で厳しくなったが、レース後半も5頭分もの大外を回って、さらに外に膨れてもいた。ロスしか重なっていない中で最後まで脚を伸ばしてきたから、ダート6戦4勝の好素質を見せたといえる。

 今回、中3週で連戦できることが順調な証拠だが、1週前はCウッドで2F12秒1―11秒4で上がり、今週は坂路でラスト1F11秒9で駆け抜けた。明らかに動きの質が変わってきたから、前走で「先が楽しみ」と感触を掴んだ鞍上との2戦目は前進しかない。

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11月22日(土)京都競馬場

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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