【秋華賞】ディープインパクト産駒は強かったが、孫の代は…
公開日:2025年10月16日 14:00 更新日:2025年10月16日 14:15
今年はキズナ産駒に伏兵馬多数
秋華賞は今年で区切りの30回目。直線が平坦の二千メートルとあって、かつてはディープインパクト産駒が強かった。
過去に5勝②着5回。12年ジェンティルドンナに始まり、14年ショウナンパンドラ、15年ミッキークイーン、16年ヴィブロス、21年アカイトリノムスメが制している。
もちろん、5勝は最多勝種牡馬。その父サンデーサイレンスも03年スティルインラブ、05年エアメサイアで2勝を挙げている。
サンデーサイレンス系の種牡馬からは他にもアグネスタキオンが07年ダイワスカーレット、マンハッタンカフェが09年レッドディザイアと秋華賞馬を輩出しているのだが……。
気になるのはディープインパクト産駒の種牡馬は、意外とこのレースで不振ということ。
最も産駒を送り出しているのはキズナだ。過去には12頭が出走して〈0 1 0 11〉。21年に2番人気ファインルージュが②着している。ただし、この時の舞台は阪神。京都では〈0 0 0 9〉だ。
他にもディープブリランテが〈0 0 0 2〉、エイシンヒカリが〈0 0 0 1〉、シルバーステートも〈0 0 0 2〉、ダノンバラード〈0 0 0 2〉といった数字が並ぶ。
今年はキズナ産駒がダノンフェアレディ、パラディレーヌ、ブラウンラチェット、レーゼドラマの4頭。サトノダイヤモンド産駒がビップデイジーである。
果たして、父ディープの産駒が得意とした舞台で、孫たちは勝利することができるか。