【神戸新聞杯】「走りがハマるようになってきた」ジョイボーイが菊を目指す

公開日:2025年9月17日 14:00 更新日:2025年9月17日 14:04

「胸を借りて、どこまでやれるか見てみたい」(井本調教助手)

 春、夏の2連勝と勢いをつけて重賞に挑む。神戸新聞杯に出走するジョイボーイだ。

 3月の既走馬を相手にデビューすると33秒1の脚で後方から③着。そこから春京都で②①着と未勝利を卒業し、ナツコムの芝二千六百㍍の英彦山特別を鮮やかに差し切った。

「少し頭の高い走りですが、折り返し手綱を使用して、トップラインが決まるように。この馬自身のバランスが取れるようになってきました。使いつつ、腰がしっかりとして走りがハマるようになってきましたね」

 担当の井本助手はデビューからの半年間での成長をこう話す。

 前走は11頭立ての9番手から。レース後半は馬群の4頭分も外を回る形となったが、手応えよく迎えた直線で鋭く伸びて、短い小倉の直線で一気に前を飲み込んだ。決め手の鋭さが光る一戦だった。

「小倉の小回りがどうかでしたが、直線の反応もよく、思った以上にとりつく脚が速かった。いい内容で勝ってくれました。折り合いは問題がなく、距離は延びてもいい馬。実績馬の胸を借りて、どこまでやれるか見てみたいですね」

 事前の申請で重賞出走馬は調教可能となる火曜朝のCウッドも時計はエラーとなったが軽快に駆け、けさの最終追いも別掲のとおり。菊が楽しみとなる走りをみせてくれそうだ。

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