【神戸新聞杯】ショウヘイ仕上がった

公開日:2025年9月17日 14:00 更新日:2025年9月17日 14:00

 ダービー③着馬ショウヘイは8月14日に栗東へ帰厩。以降はCウッドを中心に実に丹念に乗り込まれて、先週の日曜日には1F10秒9も。馬体もほぼ仕上がっているから今週はポリトラックで6F83秒1―38秒2、1F11秒9の馬なり調整だ。程よい前進気勢もあって秋初戦へ準備が整った。

 ここまで2戦2勝のライトトラックは先週のCウッドでいっぱいに追って併走追いを消化。もう強くやる必要もなく、今週はポリトラックで流す程度で6F85秒3。それでもラストは1F11秒9の数字以上に俊敏さを感じさせた。毛ヅヤも良好そのもの。久々を感じさせない。

 2頭の気配を確認した友道師はショウヘイについて「先週までにやっているし、今週はサッと。いい動きでした」と納得。ライトトラックも「単走だと見栄えしにくいけど、先週のように併走ならしっかり動いてくれる。こっちもいいですよ」と。

 7月小倉で1勝級を勝ったジョイボーイは放牧から帰厩後も順調で、先週までに3週連続で併せ馬を消化。追走先着で負荷をかけていた。今週はCウッドの単走調整。道中を力みなく走らせて3F標から徐々にペースアップ。馬なりでも力感ある走りで1F11秒1でフィニッシュ。馬体のつくりも◎で、好調モード継続で臨めそうだ。四位師は「上がり重点で。良かったと思いますよ。距離は長くていいタイプで、ここを目標にしっかりと乗り込んだ。まだ奥がありそうだけど、現時点で重賞メンバーでどこまでやれるか。楽しみにはしていますよ」。

 関東馬パッションリッチはウッドの3頭併せで6F81秒9─37秒1。道中はスムーズな折り合いで3番手を追走して、直線は内に併せた。終始、馬なりのまま楽な手応えで併入して1F11秒7をマーク。夏場にひとたたきした効果も十分で、上積みをもって臨めそうだ。

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