ラストはしっかり追ってきた（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　北九州記念では大外枠のトップハンデで②着と好走。今回はさらに上げ潮ムードだ。
　前走後は放牧に出して先月１３日に栗東へ。うまくケアできている証拠に４日後には坂路４Ｆ５４秒３。その後も順調に攻め馬を
消化して、先週は水曜日に１Ｆ１１秒６と強烈な伸び脚を見せた。さらに日曜日にも４Ｆ５３秒４を計時している。

　今週はさらにダメ押しとも言える攻め内容。馬なりで流すのではなく、ラストは追って４Ｆ５３秒８で、１Ｆは１１秒８。大外を回って迫力十分で駆け抜けたのがいい。

　馬体も張り、ツヤともにとにかく申し分なく、７歳とは思えない若々しいもの。今がピークのイメージさえある。

〇…追い切りを見届けた中尾師は「けさはラストでしっかり反応させるような調教を。道中は折り合いがついていたし、しまいの反応も良かったですよ。ここに向けて体が引き締まってきて、いい仕上がりです」とコメント。さらに「３歳時は夏に強くなかったですが、体力をつけた今は影響ない。前走はトップハンデで外枠と、厳しい中で差のない競馬。勝ちに等しい内容でした。今回もメンバーが強いですが、スプリンターズＳも視野に入れているので、いいステップになればと思います」。