勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・名古屋城S】

公開日:2025年8月29日 17:00 更新日:2025年8月29日 17:00

 先週の中京は急きょの暑熱対策として5~9Rのパドック周回が大幅短縮に。1周目の全頭入場で「止まれ~」がかかって馬場入場。周回は1+1の2周となった。

 厩舎スタッフからは、「楽だった」の一方で、「硬い馬、気合乗りが遅い馬には時間が短い」との声も聞いた。また、短縮で、放送局は入場初周で全頭撮影して紹介せざるを得ず、頭数が増えるほどに無理が出ていた。映像アーカイブとしても不完全なものだろう。馬優先は重々理解する。JRAが世界一の競馬を目指すのであれば、馬+馬券購入者の立場を両立させてこそ。先週の中京は少々もったいなく思う。

【中京11R・名古屋城S】 ここは幾度と夏の暑さを越してきたベテラン勢に期待する。◎は7歳ヴァンヤールで、○は6歳マリオロードだ。

 前者は8月競馬でも好走例が多い。4歳時から3年連続で挑んだ新潟のBSN賞は④③③着と健闘している。当時は好位差しで最後に若干の甘さを抱えていたが、7歳の今年は3走前の総武Sが向正面13番手から差し切り。前走の三宮Sではブービー位置から強烈に伸びて勝ち馬ダブルハートボンドに首差と迫った。

 ハンデ戦でその4歳牝馬とは4キロ差の58キロを背負って突っ込んできたから本物。年齢を重ねてガラリ一変の差し脚質となって勝機が見えてきた。

「夏は大丈夫。体調はいいですよ。今度こそ何とかしたいですね」と大野助手も力が入る。

 対抗マリオは、前走の名鉄杯勝ちで中京3勝目だから左回りが合う。同斤の57キロで挑めるなら再度の上位争いを期待していい。馬券はこの2頭を中心に組み立てる。

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8月30日(土)中京競馬場

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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