日曜劇場デビューとはならなかった。
3週前に当コラムで記した「ザ・ロイヤルファミリー」。競馬を題材としたドラマで、現在は北海道で撮影が進んでいるようだ。エキストラの募集も行われており、新ひだか町のホームページによれば、“記者役”は20~50代の男女10人の枠がある。
原作を何度も読んでいる競馬記者は東西トレセンを探しても自分くらいだろう。ここは自腹を切ってでも応募したいところだが、残念ながら撮影日は9月4、5日の木、金曜。競馬記者にとって最も忙しい曜日だけに、さすがに断念した。
いや、最後の切り札である有休という手が残ってはいるが……。
【中京9R・清洲特別】 本命はストリンジェンド。
転厩前の音無厩舎では現級で②着4回。加藤公厩舎転厩後も0秒4差⑤着に入っているようにクラス上位の能力は持っている。それだけに前走の出雲崎特別⑨着は案外だが、敗因は明確だ。
道中6番手で脚をためると、抜群の手応えで4角へ。形としては絶好だったが、直線では馬群が密集して身動きが取れないポジションに入ってしまった。これが誤算。追って追ってしぶとく伸びてくる馬だけに、追い出しを待たされたのは致命傷だ。結局、持ち味を生かせずじまいで、不完全燃焼の一戦となった。
前向きにとらえれば、前走の大敗で人気を落とすようなら馬券的妙味は増す。もちろん上積みも大きく「使って素軽くなった」とは釘田助手だ。
その言葉通り、直前のCウッドでは6F81秒8―37秒3をマーク。ラストは馬なりで1F11秒6をマークと、いつになく動いた。
見直し必至だ。
“期待値が最も高いのはワイドだ”という持論のもと、人気サイドと中穴を絡めたワイド一点勝負を得意とするレース部の最年少。22年春から栗東で取材に励んでいる。一点勝負で磨いた感性と、変幻自在の組み合わせで一獲千金を狙う。