木津の見解

【函館本紙・木津の土曜函館11R】

公開日:2025年7月11日 17:00 更新日:2025年7月11日 17:00

函館は2戦2勝

 久々でも好仕上がりのエラトーを本命に推す。

 函館の水がよほど合うのか、動きがとにかく目立っている。

 6月22日の初時計からウッドでオープン馬マコトヴェリーキーと併せて、優勢の手応えで5F70秒8―39秒7。続く25日には同じマコトを相手に楽々と2馬身先着の5F66秒3…

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7月12日(土)函館競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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