【しらさぎS】新設重賞に2冠牝馬チェルヴィニアが登場
公開日:2025年6月16日 14:00 更新日:2025年6月20日 10:52
今週は日曜に東西で2重賞が行われる。
阪神では芝マイルの新設GⅢしらさぎS。サマーマイルシリーズの第1戦で、昨年までリステッドで行われていた米子Sが重賞に格上げされ、それに伴い改称された。同時に、第1回にふさわしい豪華なメンバーが揃った。
中でも、主役は昨年の2冠牝馬チェルヴィニアだろう。オークス、秋華賞を制して最優秀3歳牝馬に輝いた強力4歳世代でもトップクラスの一頭だ。マイルは桜花賞(⑬着)以来となるが、2歳時にアルテミスSで重賞Vもあり、距離短縮は問題ない。GⅢで力の違いを見せつけるか。
同世代ではシヴァースにも注目したい。前走は阪神マイルの夢洲Sを上がり33秒4で決めてオープン入り。これでマイルは5戦3勝で母ヴィブロスの良血が開花中だ。
ひとつ上の5歳世代では、オールカマー勝ちを含め重賞3勝のレーベンスティールが参戦する。
マイルは初挑戦だが、「以前より体がムキムキになった」と前走後のルメールなら距離短縮はプラスに出ていい。
他にファンタジーS勝ちのダンツエラン、連勝中のダイシンヤマト、安土城Sを差し切ったラケマーダなども。どの馬が初代勝者となり、サマーシリーズで優位に立つのか、注目の一戦だ。