【川崎記念】古豪メイショウハリオ久々の勝利で完全復活へ
公開日:2025年4月10日 14:00 更新日:2025年4月11日 11:11
久々のビッグタイトル獲得となった。9日、川崎競馬場で行われた川崎記念の勝ち馬メイショウハリオと浜中だ。
レースは道中、同馬主のメイショウフンジンがスローで逃げて、レースが動いたのは向正面だ。大井のディクテオンが早めにスパートを開始し、それを目掛けて上がっていったのがメイショウハリオ。3、4コーナー中間では早めに先頭に立って、最後はディクテオンが差を詰める場面はあったが、そのまま押し切ってみせた。
先頭ゴールインは23年の帝王賞以来。鞍上の浜中にとってもGⅠ級のタイトルは同様だ。
昨年のサウジCを取り消した影響が残っていたのか、4戦して勝ち鞍がなかったが、ここにきてようやく古豪が復活したようだ。
同期には先週のドバイワールドCがラストランとなったウシュバテソーロや、初めてサウジCを制した日本馬のパンサラッサ、テーオーケインズにカフェファラオといったダートの猛者が。それらはみんな引退したが、メイショウハリオはまだまだ頑張れそう。フォーエバーヤングはおそらく秋には再渡米か。大ベテランが国内の主役の座を取り戻すかもしれない。