昨年は惜しくも②着（内）（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　この３月からリニューアルオープンとなった阪神競馬場。オープニングレースを制したのは松山騎乗のイフリーティアだった。

　松山はその後も３、４、９Ｒで勝利。この日は自身の３５歳の誕生日であり、自らの手で、固め打ちで祝う形となった。

　今週土曜に阪神で５６歳となるのが武豊だ。

　過去にバースデー重賞Ｖは４回ある。９２年阪神大賞典＝メジロマックイーン、９７年フラワーＣ＝シーキングザパール、９８年中山記念＝サイレンススズカ、０８年ファルコンＳ＝ダノンゴーゴーだ。

　今回、土曜は阪神で騎乗。重賞は組まれていないが、メインのコーラルＳではテイエムリステットに初騎乗を果たす。

　これまでは１戦を除いてずっと酒井が騎乗していたが、木原厩舎の定年→解散により、今回から秋山厩舎へ。ジョッキーも替わることになった。

　昨年も武豊はコーラルＳで厩舎の初出走馬に騎乗。惜しくも鼻差負けの②着だった。当時、初コンビを組んだのは福永厩舎のレオノーレである。

　今年は秋山師に開業初勝利をプレゼントし、同時に自らのバースデーを祝うこととなるか。