【菊花賞】ロブチェン⑭着に大敗した複合的理由
公開日:2026年10月26日 14:00 更新日:2026年10月26日 14:00
9頭目のクラシック3冠馬とはならなかった。ロブチェンだ。
過去に春2冠馬が菊花賞に挑んだのは16度。半数が勝ち、自身も前哨戦の神戸新聞杯を勝利して本番に弾みをつけたはずだったが、⑭着と思わぬ大敗を喫すことに。
今回は単勝1・8倍の支持。単勝1倍台では94年ナリタブライアンが圧勝して3冠馬に。また、05年ディープインパクトから11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ、13年エピファネイア、20年コントレイルと5連勝中でもあった。
1倍台で負けた馬では92年ミホノブルボン、98年スペシャルウィークが②着で、00年アグネスフライトは⑤着。掲示板には載ってきたから、2歳時からGⅠで3戦3勝のロブチェンは“負け過ぎた”印象が強い。
敗因を探すとすればリズムが悪くなったことが一番か。その発端はゲートにあり、あおった上に内の馬と接触。スタート直後は最後方となっている。この時点で2冠馬としては勝ちに行かざるを得ない選択しかなくなった。対して、展開はキンググローリーが前半1000メートル通過58秒4とガンガン飛ばす流れ。後続勢も追いかけるしかなく、ロブチェンはその馬群の一番外、外を回る競馬となった。
レース後半も好位まで動いた坂の下りで外からアウダーシアの仕掛け。ここに呼応せざるを得なかったから、淀長丁場では定石の“3角の坂をゆったり上がって、ゆったり下る”ができず、体力を削られたか。最後の直線は挟まれて馬群に沈んでしまった。
ただし、菊で負けた2冠馬ではメイショウサムソンが翌年に春、秋の天皇賞を制している。次走以降の名誉挽回に期待するしかない。


























