【天皇賞・秋】ダノンデサイル圧巻のGⅠ3勝目
公開日:2026年11月2日 14:00 更新日:2026年11月2日 14:00
大外枠を克服して先輩ダービー馬の貫禄示した
終わってみれば、さすがダービー馬ということか――。
天皇賞・秋を制したのはダノンデサイル。一昨年のダービー、昨年のドバイシーマクラシックに続く3つ目のGⅠタイトルを手にした。
大外17番枠を引いた時点で、苦戦を予想したファンも多かっただろう。実際にオッズを見ても、1、2番人気はクロワデュノール、マスカレードボールで“2強”ムード。少し離れた3番人気も牝馬レガレイラに譲った。まさに“人気の盲点”だったが、同期や後輩たちに貫禄を存分に見せつけた。
「枠順を見た時は驚きましたけど、いただいた枠で頑張ろうと。やっぱり最後の脚は凄いものがありますし、リズムを大事にすればそこが出るんじゃないかな」
鞍上の戸崎も腹をくくっていたよう。そのコメント通り、後方2番手を進み、4コーナーも外を回る厳しい道中だった。それでもゴーサインが出ると、一気に突き抜けて②着ネブラディスクに2馬身半差をつける完勝。しかも上がり3Fはメンバー唯一の32秒台(32秒9)だからケタ違い。
もともと左回りを得意とするタイプ。最後に走った昨年のジャパンC③着は海外帰りという難しさもあった。それ以来の東京コースでこの結果だから、舞台適性の高さは疑いようがない。
前3戦は右回り(有馬記念→大阪杯→宝塚記念)を使って、いずれも③着止まりだった鬱憤を晴らした。
ここまでのGⅠ3勝は全て左回り。そうなると、次なるターゲットとして挙げられるのはジャパンCか。もし出走なら、昨年のリベンジの場にもなる。状態などを見極めたうえでの判断になるだろうが、期待が高まる勝利だったのは間違いない。

























