【ブリーダーズカップ】快挙!テーオーエルビス
公開日:2026年11月2日 14:00 更新日:2026年11月2日 14:00
盛り上がった一方で、JRAにとってはスターホース流出の課題も
先週は米ブリーダーズCでも盛り上がった。
衝撃的な勝利を挙げたのはスプリントへ出走したテーオーエルビスだ。
レースは圧倒的人気のイングリッシュマンが卓越したスピードで引っ張る展開。直線半ばでもセーフティーリードかと思われていた中、大外から鬼脚でぶっこ抜き。日本馬初の同レース制覇という偉業を達成した。
このチームジャパンの1勝で、さらに期待が高まったのがクラシック連覇を狙ったフォーエバーヤング。ただし、結果はまさかだった。
道中は絶好の2番手。位置取りは理想的に思えた。それが外からまくってきたソヴリンティに抵抗できず、伸びを欠く格好に。最後はテーオーパスワードにも後れを取る⑤着だった。デビューから③着を外したのが初めてなら、日本馬に先着を許したのも初めて。
「ベストのポジション。ペース的にも後ろの馬にはやられないだろうと。分からないです」は矢作師。すでに種牡馬入りはアナウンス済み。引退までにもう一度、雄姿を見ることができるのか。今後が注目される。
なお、他の日本勢はダートマイルのロードフォンスは⑥着、スプリントのアメリカンステージは⑫着。マイルのアスクイキゴミ、ルガルは⑤⑪着で、ターフのディープモンスターは⑭着だった。
明暗分かれたブリーダーズCだったが、馬券発売もあって盛り上がったのは確か。その一方で、期待されるのはJRAのダート路線充実か。
ダートGⅠといえばフェブラリーSとチャンピオンズCだけ。目標にするレースが少なく、どうしても国内なら地方、そして海外を目指すことが多くなる。
テーオーエルビスの高柳大師も「使えるレースがない」と以前に話をしていたが、ダート短距離でJRAのGⅠはない。GⅡにしても来年から昇格となる根岸Sのみ。
フォーエバーヤングもデビュー戦以外は全て地方か海外だったように、このままだとダートのスターホースの“流出”が続く。JRAには路線の再整備が求められるといえよう。

























