【ダイオライト記念】セラフィックコールの連覇達成でM・デムーロ復活の予感
公開日:2025年3月13日 14:00 更新日:2025年3月13日 14:00
12日(水)の夜、船橋競馬場で行われたダートグレード競走の中で最長距離のダイオライト記念(JpnⅡ)は2番人気のセラフィックコールが勝利。昨年に次ぐ連覇を果たした。
光ったのはM・デムーロの好騎乗だ。
この馬のレースでの騎乗は1年3カ月ぶりになるが、かつては3戦の手綱を取ってみやこSを含む2勝を挙げた〝相棒〟だ。ズブい面を分かっているから、向正面から手綱をしごいてしごいて上昇を開始。直線では早めに抜け出しを図ったグランブリッジ(②着)をゴール寸前でかわし、1年ぶりの先頭ゴールインを果たした。
それにしても、ミルコは好調だ。
先々週は中山記念でエコロヴァルツに騎乗して②着。勝ったシックスペンスとはわずか鼻差の好勝負を演じた。
そして先週は土曜に中山で中山牝馬Sに勝利。このレースだけの騎乗という〝一鞍入魂〟で勝利を掴み、昨年の弥生賞ディープインパクト記念=コスモキュランダ以来となる重賞勝利を掴んだ。
そして中3日で再びの重賞Vだ。しばらくGⅠ勝ちから遠ざかっているミルコだが、もともと勢いに乗ったら手がつけられないタイプ。今回の勝利は復活の予感かもしれない。