【大阪城S】デビットバローズ昨年の雪辱V
公開日:2025年3月10日 14:00 更新日:2025年3月10日 14:00
今年は〝騙馬ブーム〟か
阪神で行われたリステッドの大阪城Sはデビットバローズが好位から抜け出し。頭差②着だった昨年の雪辱を果たした。
もともと馬っ気のきつい馬で、以前は好、凡走を繰り返す面もあった。それが騙馬になってからは②①着と成績が安定。ようやく軌道に乗ってきた印象だ。
それにしても今年はやけに騙馬の活躍が目立っている。
年明け初戦の京都金杯でサクラトゥジュールが重賞V。さらに小倉大賞典もロングランが制して重賞2勝で、平地のオープン以上のレースで今回が6勝目となった。
ちなみに、昨年、一昨年は年間で10勝。22年は5勝、21年は6勝しか挙げていなかったほど。それが今年は3月の現時点で6勝のハイペースだから“騙馬ブーム”といっていいぐらいだろう。
騙馬といえば息の長い活躍をするのも特徴のひとつ。前記サクラトゥジュールも8歳での重賞勝ちだったが、デビットバローズも6歳にしてオープン初勝利。本格化ムードの今なら重賞でも楽しみがありそうだ。