田中翔大 必翔馬券

【田中の土曜競馬コラム・テレビ山梨杯】

公開日:2025年2月7日 17:00 更新日:2025年2月7日 17:00

 初戦は見せ場なしに終わった。先週のトラックマンTVだ。今年1発目の出演だからデカいのを当ててやろうと意気込んで臨んだ「自信の勝負レース」だが、土曜小倉11R・巌流島Sは16番人気が②着に突っ込み想定を大きく超える大荒れに。これにはお手上げで、3万円が水の泡となった。

 代わって今週は東の新居記者が出演。馬券下手な筆者と違い、華麗に決めてくれるでしょう。頑張れ新居さん!

【東京10R・テレビ山梨杯】 マテンロウボンドの末脚が炸裂する。

 前走ジングルベル賞では上がり3F33秒8をマークして⑤着。スローペースだったとはいえ、ゴール前の伸び脚は光っていた。自身初となる上がり3F34秒切りは大きな進境と言える。

 末脚に磨きがかかった要因は調整過程にある。

 以前は脚元に不安を抱えていたため、思うような負荷をかけられなかった。それが前走時からは一変。体質が強化されたことで一歩踏み込んだ調教を行うことができた。

 実際、8本もの追い切りを消化し、1週前は坂路4F52秒3をマーク。自己ベストを1秒近く更新する好時計は、本格化の証拠でもある。

 もちろん、今回も順調そのもの。先週、今週とも持ったままで4F52秒7を計時。これには野中師も「やっと脚元が固まってきた。こんなに順調に調整できたのは初めて」と言うほどだ。

 目下の充実ぶりなら、直一気の期待が膨らむ。

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2月8日(土)東京競馬場

田中翔大

“期待値が最も高いのはワイドだ”という持論のもと、人気サイドと中穴を絡めたワイド一点勝負を得意とするレース部の最年少。22年春から栗東で取材に励んでいる。一点勝負で磨いた感性と、変幻自在の組み合わせで一獲千金を狙う。

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