【アメリカJCC】調教マル得チェック

公開日:2025年1月22日 14:00 更新日:2025年1月22日 14:00

ダノンデサイル馬なりで余力十分に52秒8

ダノンデサイル  A
 有馬記念で③着に入った後は在厩しての調整。反動、疲れがなかったのが何よりで、1月10日には坂路4F51秒1。そして先週のCウッド追いでは6F80秒割れの79秒6と絶好気配で動いていた。今週は坂路で先行して併走相手を待つ余裕。最後まで馬なりのまま4F52秒8、ラスト2F24秒6―12秒2で、少しでも追えば楽に突き放していただろうと思える脚色の良さだった。馬体に緩みもなく、非常に高いレベルのデキと思える。

ビザンチンドリームB
 菊花賞で⑤着と見せ場をつくった後は放牧へ。栗東へは12月27日に戻って、順調に乗り込んできた。先週はCウッド7F追いを消化。もう仕上げが進んでいるため、今週は坂路の馬なりで4F55秒1、ラスト2F25秒9―12秒7。気性面はこの馬の許容範囲だし、脚さばき自体は軽く、スラッとした好馬体も目立つ。

ボルドグフーシュ B
 吉田隼が手綱を取って坂路4F54秒7、ラスト2F25秒1―12秒2。時計以上の活発さを感じさせており、先週16日の坂路4F52秒5に続いての好調教だ。宮本師も「けさは坂路でサッと。2週続けて吉田隼が乗ってくれたけど〝先週と比べても状態は上がってる〟って。長欠明けの前走とは仕上がりは全然違うよ」と。1年7カ月ぶりの前走を使った上積みがあっていい。

エヒト      B
 今週は坂路で4F52秒2、ラスト2F24秒2―12秒1。最後まで馬任せでスピード感たっぷりのままでフィニッシュだった。坂路調教で良く見せる森厩舎とはいえ、明け8歳の年齢を感じさせない気配。2年前の②着馬で侮れない面もある。

カラテ      B
 9歳馬でも動きは軽快で坂路4F51秒1。併走相手を4馬身千切る活発な動きを披露した。馬体も十分に仕上がっており、この馬なりに好調キープといったところか。手綱を取った杉原も「音無厩舎の調整でサッと。乗ったのはジャパンC以来ですが、当時よりいい時計が出ました。硬さもなく、もう少し動けていい雰囲気」と。

ポタジェ     B
 1年10カ月ぶりの長欠明けもさすがは友道厩舎か。坂路で丁寧に、そして丹念に下地をつくりつつ、順調に乗り込んで、今週は坂路4F52秒9、ラスト2F24秒8―12秒5。使えばさらに良くなりそうな雰囲気だが、脚さばきに軽さが出てきており、一定の仕上げができたのはトップステーブルだからこそだろう。

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