中京のメインはダートＧⅡプロキオンＳだ。

　以前は７月に行われていたダート千四のＧⅢだが、番組の再編により距離は千八に延び、ＧⅡへと格上げされた。同時期に施行されていた東海Ｓと入れ替わった形で、ＧⅠフェブラリーＳの前哨戦という位置付け自体は変わらない。

　まず注目はサンライズジパングか。昨秋は交流ＧⅡ不来方賞で重賞初制覇を飾ると、ＪＤクラシックで③着善戦。みやこＳでは大外枠から古馬勢を一蹴すると、チャンピオンズＣでも０秒５差⑥着と存在感を示した。

　粗削りでもポテンシャルの高さは間違いないところ。春の飛躍へ、まずは好スタートを切りたい。

　ドゥラエレーデは２年連続でチャンピオンズＣ③着と、当該コースでは崩れがない。特に前走では控える競馬でも脚を使えたから収穫あり。ドバイ遠征も視野に入っており、ここで恥ずかしい走りはできない。

　ミッキーヌチバナは昨年のアンタレスＳ勝ち馬だ。その後も平安Ｓ⑥着にみやこＳ⑤着と、重賞戦線で安定した走りを見せている。展開ひとつで上位浮上があっていい。

　他にも重賞②着３回のオメガギネスや中京巧者のカズペトシーンなどもエントリー。見逃せない一戦となりそうだ。