【京成杯】センツブラッド魅力たっぷり
公開日:2025年1月16日 14:00 更新日:2025年1月16日 14:00
斉藤崇厩舎の3歳が年明けも
センツブラッドが好ムード。
母サマーセントは斉藤崇厩舎の管理馬だった。千八で未勝利、二千で1勝クラス、北大路特別を勝ち上がり。そして、下鴨S③着から格上挑戦したマーメイドSを押し切り、重賞ウイナーの仲間入りを果たしている。
こんな血統的な背景があるセンツはデビュー3戦、いずれも二千で好走してきた。小倉の新馬で首差②着、中京の未勝利で首差②着と惜敗が続いた後、前走は京都へ。
それまでと同様に先行策を取った。勝負どころから徐々に動いて、直線を向いた時には早々と先頭に。そのままゴール前は迫ってくる②着馬を鼻差で封じ込めて初勝利を飾った。
競馬場が違うだけではなく、初戦の小倉では不良馬場もこなしている。これらの経験が重賞で生きる可能性は十分だ。
中間は放牧を挟んで、12月19日に帰厩。先週までにCウッドで併せ馬を3本消化と入念に乗り込まれている。
「前走はきっちりと勝ち切ってくれましたね。放牧先からここを目標に帰厩。ひと回り大きくなってますよ。荒れた今の馬場もこなせそう。器用さがあるので、中山コースも大丈夫だと思います」(斉藤崇師)
斉藤崇厩舎は昨年暮れにここと同じ舞台のホープフルSをクロワデュノールでV。新馬、東京スポーツ杯2歳Sから無傷の3連勝を決めて、最優秀2歳牡馬に選ばれた。
これで厩舎の2歳戦の勝ち星は14勝となり、13勝の杉山晴、松永幹厩舎を抑えてトップに。年明け、厩舎の3歳を引っ張る同期のトップに少しでも近づくことができるか。注目したい。