【本紙が選んだ新年の出来事、珍事トップ3】3連単100万馬券 驚異的なハイペースで量産中
公開日:2025年1月16日 14:00 更新日:2025年1月16日 14:00
すでに8本も
月曜の中京1Rで誰もがヒヤリとするシーンがあった。早めに先頭に立った7番人気でルメートル騎乗のレイバックスピンが内側に逃避してラチに接触。鞍上が落馬寸前に。態勢は立て直したものの、そのまま追わずにゴールとなった。
このレースは結局、10番人気のマーゴットレジーナが勝利。②着に16番人気オリビアサンライズが入り、③着は12番人気のスフレと大波乱に。3連単は709万8460円となった。
これが現在の3連単最高配当だが、中山でも先週土曜に3歳未勝利戦で451万馬券が。今年は初っパナから荒れすぎではないか。
実際、この2週間(開催日数では5日)で3連単100万馬券は8本。まだ中山、中京を合わせて120レースしか消化していないのだから、100万馬券出現率は6・7%。異様ともいえるハイペースで出ていることになる。
ちなみに、昨年は年間で79本。一昨年は70本だった。最も多かった12年で109本である。
12年のレースは3454で、出現率は3・2%弱。今年はその倍以上のペースだ。
正月開催は変則調教などの影響で荒れることが多いとはいえ、このペースは異常。さて、この流れはいつまで続くのだろうか。