チャンピオンズCはリピーターレース 今年は昨年の出走馬は8頭、この中に上位馬はいる!?
公開日:2024年11月28日 14:00 更新日:2024年11月28日 14:14
JRAのダートGⅠは今週のチャンピオンズCと、2月のフェブラリーSのみ。だからなのか、ここを目標とする陣営は多く、また前年も出走していた馬もいっぱい。
かつて、ワンダーアキュートは09年、11年から15年と6回もこのレースに出走(09年、11~13年はジャパンCダート)。11年から3年連続で②着している。
また、ニホンピロアワーズは11年から15年まで5年連続で出走。12年は①着だった。さらに古い例だとヴァーミリアン。06年から10年まで5年連続で出走。07年①着、08年③着である。
連覇したのは10、11年のトランセンド、2回制覇したのは05、08年のカネヒキリ。ゴールドドリームは17年①着、19、20年と②着。このようにリピーターがとにかく多いのが特徴だ。
となると、今年も前年の出走馬に注目すべき。
今年は①②③⑥⑨⑩⑪⑬着馬が出走。フルゲート半数の8頭だ。勝ち馬は言わずと知れたレモンポップ。15番枠と初距離を克服しての逃げ切りだった。
②着は13番手から直線で凄い脚を見せたウィルソンテソーロ。次走は東京大賞典で逃げて②着と自在な面を見せて、今年は前走のJBCクラシックで大きなタイトルを手にした。今年は勢いで逆転もあるか。
③着は2番手から粘ったドゥラエレーデ。こちらも次走の東京大賞典で③着と連続好走したが、今年は⑫⑤②⑩⑪着とイマイチ。いつ走るのか、つかみどころのない馬ではあるが……。
⑥着はハギノアレグリアス。昨年はシリウスS勝ちからの参戦で、今年も同じ。ただ、昨年よりハンデは1キロ重い59・5キロで、舞台は中京。ならば、昨年以上の結果も十分にありそう。
⑨着は牝馬アーテルアストレア。昨年はレディスプレリュード①着→JBCレディスクラシック③着からの参戦。今年はLプレリュード③着からで、ローテには余裕がある。
⑩着はセラフィックコール。昨年はみやこSまで5戦5勝での参戦だったが、壁にブチ当たった格好。ここは帝王賞以来の休み明けだが、仕上がりは良さそうだ。これがいい方に出れば……。
⑪着はクラウンプライド。前年の②着から大きく崩れてしまった。コリアCからプラス15キロでの出走がこたえたか。同じローテだけに、馬体重に注目だ。
⑬着グロリアムンディはその後、ダート重賞では掲示板なし。やや力不足の印象もある。
以上、昨年の出走馬を簡単に振り返った。今年も好走する馬がこの中にいる確率はかなり高い。