【チャンピオンズC】調教マル得チェック①

公開日:2024年11月27日 14:00 更新日:2024年11月27日 14:00

ガイアフォース先週の自己ベストに続き今週も好時計

ガイアフォース A
 栗東へは10月31日に帰厩。1週前、坂路で4F49秒8と自己ベストを1秒以上も短縮していた。そのひと追いでさらに上昇したか、今週は馬なりでもスピード感、そしてパワフルさも十分に4F51秒6、ラスト2F24秒0―12秒0をマーク。フットワークの伸びも十分で気配は◎だ。ムダ肉のない馬体で、目標通りに仕上がった。手綱を取った長岡は「今週は馬なりで。52(秒)くらいの予定でしたが出ましたね。1週前も目いっぱいに行って、いい時計が出ました。前走はケガ明けでゼロからの立ち上げでしたが、同じ休み明けでも今回は違う。その分、負荷をかけています。今回の方がストライドが伸びて良く感じます。頑張ります」と前向きだった。

サンライズジパングA
 みやこSで年長馬を一蹴した後は在厩調整。坂路で乗り込まれてきた。今週は武豊を背にして坂路4F51秒4、ラスト2F24秒4―12秒1。ラストは鞍上の仕掛けに馬もいい反応速度で締めくくった。馬体のバランスも良く、研ぎ澄まされている印象。非常に高いレベルの状態にあると言えよう。武豊は「陣営からは馬に元気があるので、ある程度、負荷をかけても大丈夫とのことだったので。いい動きだったと思います。今は力をつけていってる段階。ここまで強いメンバーは初めてですが、今まで以上のパフォーマンスを発揮できれば」と。

ペプチドナイル B
 秋初戦の南部杯はレモンポップの②着。その後は短期放牧を挟んで、今月6日に栗東へ戻ってきた。週末に速い時計を出す武英厩舎流で、先週23日には坂路で4F51秒2をマーク。今週は坂路4F56秒2と全体時計は平凡でも、ラストは軽く仕掛けるといいピッチで1F11秒9と俊敏な走り。大型馬ながら重さを感じさせない見た目で、張り、ツヤも文句なし。ここへ向けて上昇ムードといったところだ。武英師は「いい動きでしたね。土曜日で態勢は整っているので、けさは反応、息づかいを確認してもらいました。ジョッキーもいい表情で引き揚げてきましたよ」と。

グロリアムンディ C
 今週は坂路4F52秒8、ラスト2F24秒9―12秒5。朝一番に内めを通ってしっかり追われながらも時計は平凡。それでも近走はそれほど攻め駆けしなくなっているので、この馬なりには十分か。いい意味での平行線だ。

ドゥラエレーデ  C
 みやこSは2番人気ながらも⑪着。それでも大敗ショックはなく、先週水曜は坂路、そして日曜にはCウッドで1F11秒1と軽快な走りを見せていた。今週は坂路で4F56秒2、ラスト24秒7―12秒2。少し攻め内容に物足りなさは残るが、脚さばき自体は重さがない。この馬なりのデキにはあるか。

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