菅原明は豪州に

　日本時間の３日（日）早朝のブリーダーズカップデーが終われば、ＪＲＡの開催を挟んで、振り替え休日の４日は佐賀、門別でＪＢＣ競走が行われる。

　佐賀ではクラシック、スプリント、レディスクラシック。門別で２歳優駿が行われる。

　そんな中、本家ＢＣ、ＪＢＣ両方に騎乗するのが武豊、川田、坂井だ。佐賀まで、変則中１日での大移動をこなすことになる。

　主な騎乗馬は武豊がクラシックのノットゥルノで、川田はクラシックのウィルソンテソーロ、レディスクラシックのグランブリッジで、坂井はクラシックのウィリアムバローズだ。

　全く違う方向へ大移動となるのが菅原明。こちらは２日（日本時間では３日朝）、ＢＣスプリントでメタマックスに騎乗し、次は５日に豪ＧⅠメルボルンＣでワープスピードに乗ることになっているからだ。

　武豊は自身のオフィシャルサイトで、「移動が多いのは仕事が充実している証拠なので、むしろ気持ちいいとしか思いません」と。

　ただし、日程は相当にタイト。台風２１号が九州に接近するのは２日になりそうだが、これが遅れると……。
　ジョッキーの移動はもちろん、ＪＢＣの開催に影響が出ないことを祈るばかりだ。