【天皇賞・秋】父ハーツクライの後継争いでも大本命!?
公開日:2024年10月28日 14:00 更新日:2024年11月1日 11:18
天皇賞の勝利で4年連続のGⅠ制覇となったドウデュース。これはメジロマックイーン、メジロドーベル、アグネスデジタル、ウオッカ、ブエナビスタ、ゴールドシップに続き史上7頭目。しかも、2歳からの連続記録は牡馬としては初めてとなる。
今後は年内いっぱいで引退とのことだが、そうなると気になるのはその先。というのも、父ハーツクライの後継争いが今“アツい”のだ。
これまでハーツ後継といえば、ジャスタウェイ中心だったが、ここにきてスワーヴリチャード産駒のアーバンシックが菊花賞をV。産駒のGⅠ2勝目を挙げれば、今年から米国GⅠ馬ヨシダも日本で繋養と、後継争いが激しくなっている。
そこにドウデュースが割って入れるかだが、朝日杯FS=千六百メートル、日本ダービー=二千四百メートル、有馬記念=二千五百メートル、天皇賞=二千メートルと異なる距離でのGⅠ4勝は他馬にはない武器。さらに2歳戦から活躍できる仕上がりの早さに加え、ハーツ産駒らしい成長力も併せ持っているとなれば魅力十分だ。
ハーツ後継争いでも大本命になれる可能性を感じさせた、今回のGⅠ勝利だった。