【土曜京都11R・オパールS】出走全馬の特選情報

公開日:2024年10月4日 17:00 更新日:2024年10月4日 17:49

①ブーケファロス
 清水英調教師 一息入れたけど、先週末にびっしりやって上がってきた。態勢は整ったと思う。前走はイン有利の中、内に入れず外、外を動いて行く形になったけど、しまいにかけた方がいいのかな。馬混みを苦にしないので内を狙って勝負してみたい。

②セットアップ
 鹿戸調教師 前走は一生懸命走りすぎてたし、早めに外からプレッシャーを受けたら自分からやめてしまったね。その後は放牧でリセット。仕上がりは悪くないよ。今回は距離を一気に短縮してみる。リラックスして走ることを覚えてくれれば。

③ロードマックス
 中村調教師 帰厩後の調整は順調です。中間、今週と坂路で51秒台。攻め時計は出るタイプですが、仕上がりは問題ないですね。1キロとはいえ斤量が軽くなるのもいい。あとは開幕週で時計の速い馬場がどうか。

④グランデマーレ
 仲田調教助手 手応えは悪くなかったのにラストは止まってしまって。それで今回は距離を短縮します。今週のケイコもよく動いてるように状態自体は悪くないからね。初の千二で新味が出てくれませんか。

⑤スコールユニバンス
 荒木調教助手 ここ2戦は思った以上に頑張ってくれています。在厩期間は短いですが、今週は坂路で50秒5なので、十分に動ける態勢です。ゲート内で落ち着かない面があるので、うまくスタートを決めたいですね。

⑥グランテスト
 今野調教師 前走はスタートも決まったし、ジョッキーの判断でハナへ。よく頑張ってくれました。短期放牧明けも馬体の張りに毛ヅヤは前走以上。逃げにこだわることはなく、自在に立ち回って連続好走を期待します。

⑦ナナオ
 小栗調教師 古馬相手でペースに戸惑ったか、追走でいっぱいでした。その後は放牧に出してリフレッシュ。馬体重は前走比でプラス12キロぐらいですから、グンと成長しています。開幕週なので、内枠からロスなく運びたいですね。

⑧ペアポルックス
 梅田調教師 前走は負けすぎの印象だが、レース後に熱中症の症状が見られた。参考外でいいよ。放牧で立て直して、ここを目標に調整してきた。調教は相変わらず抜群の動き。あらためて期待したいね。

⑨ジャスティンスカイ
 友道調教師 ずっと体調自体は安定しているんですけどね。千二のスペシャリストと比べると、どうしてもスタートで遅れてしまって。その点、京都千二は上り坂でのスタートなので、ついて行きやすい。実績ある舞台であらためて。

⑩カンチェンジュンガ
 庄野調教師 ここ2走は馬群をさばくのに少し手間取ったけど、それほど差はなかった。中身の濃いレースはできていると思いますよ。ラストはしっかりと脚を使ってくれるので、もう少し前の位置で流れに乗った競馬ができるようなら。

⑪チェイスザドリーム
 荒木調教助手 前走時は調教から乗りやすすぎた感じで。まだ、完調したとは言いませんが、前走を使って行きっぷりも良くなった。復調気配にあります。脚質的に京都の開幕週の芝は合いそうですね。

⑫キタノエクスプレス
 三津谷調教助手 前走は押し込まれて厳しい形に。エンジンのかかる前だけに痛かった。スムーズなら、かなり際どかったと思いますよ。調教ではしっかりと動いているし、確実に状態は戻っています。まずはスムーズな競馬であらためて。

⑬メイショウソラフネ
 石橋調教師 前走を見ると、だいぶクラス慣れしてきたかな。最後は甘くなったものの、北九州記念と比べてもかなり内容が良くなっていたからね。まだまだこれからの馬だし、前走以上を期待したい。

⑭ビッグシーザー
 西園正調教師 近走は直線で伸び負けしている感じだし、中間は坂路で瞬発力を身につけるような調教を心掛けてきた。トップハンデとはいえ背負い慣れた斤量だし、オープン特別なら地力は上位。何とか巻き返しを。

⑮プルパレイ
 須貝調教師 前走は中1週の重賞で難しさもあったけど、一線級相手を考えれば悪くない内容。以前みたいにやめる面がなくなって差す競馬が板についてきたし、ここも立ち回りひとつ。オープン特別ならの気持ち。

⑯モリノドリーム
 鹿戸調教師 キーンランドCは前半の位置取りが悪く、直線は追い出しを待たされたけど、最後はいい伸び。鞍上は「スムーズなら②着はあった」と言ってたよ。スプリンターズS除外でここへスライドだが、状態はキープできてる。さばきひとつで好勝負だと思う。

⑰ジャスパージャック
 清水亮調教助手 春の直線競馬は少し忙しそうでしたね。条件替わりはいいですし、スタートにさえ気をつけてもらえれば先手を取るレースができていいですよ。中間の時間帯で52秒8と動けていました。あとは去勢明けがどうかですね。

⑱アネゴハダ
 佐々木調教師 悪かった頃の硬さも取れて、体調に関しては言うことなし。前走は内枠で脚をためることができたのが好走の要因。同じような競馬ができるかどうか。うん、すべては枠次第。外枠だと厳しくなるかも。

【休養馬カルテ】

 去勢明けとなるジャスパージャックは9月11日の帰厩。2週前の金曜には坂路50秒9と活発に動けている。ただし、そこからもうひとつ調教のトーンが上がってこなかった。久々で割引。

 放牧立て直しのセットアップは9月5日に帰厩。ウッドで週2本追いをこなし、中間8本と乗り込み量は十分だ。直前追いの5F67秒6―37秒2でも力強い走りを見せてきた。仕上がりに関しては申し分ない。

 ナナオは9月6日に帰厩して6本の追い切りを消化した。最終追い切りではいっぱいに追われて、坂路4F53秒0。「やや余裕がある」とは陣営だが、直前の1本で仕上がったか。

 北九州記念⑰着のペアポルックスは放牧でしっかり疲れを抜いてから9月6日に栗東に戻ってきた。攻め駆けタイプではあるが、中間Cウッドで6F78秒6を計時と動ける状態にある。

 ロードマックスは放牧から9月20日に帰厩。22日には坂路で4F51秒9を計時できたように牧場でも乗り込まれていたよう。近走は苦戦が続いているが、この馬なりに状態は良さそうだ。

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