【毎日王冠】馬なりで坂路1F11秒9 エルトンバローズ好仕上がり

公開日:2024年10月2日 14:00 更新日:2024年10月2日 14:00

 中京記念③着後は放牧を経て9月11日、栗東に帰厩。以降は順調に攻め込んで、先週はCウッドで6F79秒7の速い時計を出している。

 今週はその先週に引き続いて、スプリンターズSでGⅠ初制覇をやってのけた西村淳を背に坂路へ。仕上がりが進んでいる分、馬なり調整にとどめて4F52秒9。馬場の真ん中を活気十分と思わせるフットワークを見せて、ラスト1Fは自然と11秒9の時計になった。

 馬体のバランスが良くて、張りもあっていい立ち姿。仕上がりとしては文句なしと言っていい。

〇…「いい動きでした。ジョッキーも“凄く状態は良く感じます”と話していましたよ」とは杉山晴師だ。「前走の中京記念を使えば、秋初戦が仕上げやすい。暑い時季だったのでどう出るかでしたが、いい方に出てくれましたね」。続けて「放牧明けは緩みがちですが、今回は仕上げやすかったですし、明らかに前走よりも体の張りが出ています。昨年とは斤量は違いますが、いい状態で送り出せますよ」と。

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