【紫苑S】ボンドガール今度こそ

公開日:2024年9月3日 14:00 更新日:2024年9月6日 10:42

1週前の気配は前走以上

 ボンドガールに注目。

 昨年6月のデビュー戦ではのちのオークス馬チェルヴィニアを②着に退けた。秋はサウジアラビアRC②着後、阪神JFを目指していたが、外傷で回避し、半年間休養することに。

 今年初戦には桜花賞を目指した。それが抽選除外になり、再投票のニュージーランドTはいったん先頭も②着。続くNHKマイルCではいい手応えで好位で進めて、直線では“さあ、これから”のところで外から寄られて万事休す。⑰着に終わってしまった。

 前走のクイーンSでは後方からいい脚で伸びてきたものの、頭差及ばず②着。これで3つ目の銀メダルだけに、何とか先頭ゴールを決めたいところだ。

 レース後は短期放牧を挟んでここへ。8月15日に戻り、乗り込みは順調。先々週木曜に続いて、先週水曜にもウッドで単走追い。5F66秒8―36秒4、1F11秒9で軽快に駆け抜けている。

 手塚師は「1週前は折り合いがついていたのが良かったね。クイーンSの1週前は力みがきつかった」と話す。

 舞台は中山の二千に替わる。前走でコーナー4つの競馬を経験したことがここにつながるに違いない。

「今回は開幕週なので、後ろからだと届かないと思っている。マルターズディオサが勝った時と同じような競馬がいいんじゃないかな。距離自体はもつと思うので」

 マルターズディオサは手塚厩舎の管理馬。20年のこのレースを[2][2][1]で押し切っている。

 まずは初タイトルを獲得。そして、大舞台へ。期待が膨らむ。

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