【レパードS】調教マル得チェック①
公開日:2024年7月31日 14:00 更新日:2024年7月31日 14:00
馬体が充実したミッキークレストは時計以上のフットワーク
ミッキークレストA
前回の1勝クラスを完勝で決めた後は放牧でケア。中間も順調に攻め馬を積んだ。今週の坂路は坂井を背にして4F55秒1、ラスト2F25秒3―12秒4。全体時計は平凡でも、最後まで馬なりで手応えは余裕十分。さらにその時計以上にフットワークが軽かった点が目立った。馬体も充実しており、ここを目標にきっちりとできたイメージである。
ブルーサン B
前回は古馬相手のプロキオンSに挑戦して⑭着だが、大敗ショックはない。先週日曜、坂路でしっかり追って4F53秒0をマーク。今週は馬なりで4F56秒3。夏場の中3週でもあり、これでいい。パワフルさを感じるフットワークは、デキ、馬体のバランスの良さを感じさせる。釘田助手は「週末に坂路で追ってあるのでサッと。暑い中でも順調ですよ。前走はさすがに厳しい展開になりましたが、2走前(鳳雛S②着)のように自分のリズムで走れるなら」と。
サトノフェニックスB
UAEダービーを取り消した後は4月4日に帰国。栗東には7月5日に戻ってきた。中間は坂路で丹念に仕上げて、先週には4F51秒6の時計も出ている。今週はラストで軽く仕掛けた程度の4F53秒6。しっかりやればまだまだ時計は詰まった余韻があった。この動きに西園正師は「先週はジョッキーが乗ってやって動きも良かったので。今週は上がりだけで十分でしょう。体も成長して筋肉もついている。立て直した効果を見せたい」と意欲を見せていた。
ノットイナフ C
今週は坂路の併走追いで4F55秒0、ラスト2F25秒9―12秒5。先週に自己ベストを出していることもあり、馬なり調整も力強さがあったのがいい。浜田師は「輸送もあり、先週に坂路でしっかりと追ってあるので調整程度。ここを目標に順調ですよ。追走が楽な馬ではないので展開は向いてほしいですね」と。